マッシュルーム専門長谷川農産さん、中伊豆ワイナリーさん訪問させていただきました。

今回、静岡県富士宮までレンタカーで向かったのは、オランダから栽培技術指導者を呼び寄せて技術を磨いた長谷川農産の長谷川光史社長にお話を伺ってきました。
もともとは、代々キャベツ農家を家業としていたが、時間的、体力的に個人経営では難しく
別の作物を探しているうちにオランダで食べたマッシュルームに感動し、
一念発起してオランダ留学。
努力の甲斐あり現在の素晴らしいマッシュルームを育てることに成功されたそうです。
現在は息子さんも同様に留学され、オランダのマッシュルーム研究所の会員しか得る事の出来ない最新技術を生かしつつ、親子で経営されています。

さあ、いよいよ見学です。
温度、湿度、気圧などコントロールされた大きな菌床栽培庫、その扉の向こう側には
なんともかわいいマッシュルームが沢山生えていました。
マシュマロのようにまっしろでスベスベのホワイト、同じくスベスベですがほんのり色づいているブラウン。「ひとつ捥いで食べてみて」と言われ、それぞれを試食。みんなドキドキしながら軸を除き、
もぐもぐ。ん？なんか思ったより瑞々しい。。。
なかなか味わえない食感としっとりとした舌ざわり。
そしてブラウンマッシュルームの香りの強さに驚きました。
もちろん、お店で使わせて頂いている時も十分においしいのですが、
残念ながら、このもぎたての味わいはこの建物の中でしか感じることは出来ないそうです。
さらにジャンボマッシュルームとしてブランド化されている大きなマッシュルームは
本当に子どもの顔程の大きさでした。ビックリ！！（表紙に乗せてる写真です）
変形しないように、丁寧に慎重に育てているそうです。
マッシュルームは消臭効果も高いとのことで、サプリメントや化粧品にも活用されているそうです。
まさに研究者、長谷川さんの努力の賜物だと実感するお話を沢山伺えました。
実は、興味深いお話が終わらず、当初より長居してしまい、急いで車へ乗り込み出発。。。


次の目的地は中伊豆ワイナリーシャトーT.S.。
大幅な時間の遅れを取り戻すべく、お昼ごはんも食べず高速で1時間30分程。
有名なシダックスが経営しているワイナリーへ到着。
中伊豆の地域活性化の為に建設したそうですが、広い敷地にウエディング施設や貯蔵庫の他、
約3万本の自社畑の葡萄木から、年間14万本ほど生産されてらっしゃるそうです。
説明見学コースをお願いしていたので、穏やかで丁寧な説明とともに、歴史を感じる重厚な建物内を見学。
さらに、なんとオーパス・ワンのファーストヴィンテージからのコレクションセラーや
皆さん憧れのグランヴァンのコレクションが凄かったです。
こちらは是非実際に訪問されるとよいかと思いました。
https://nakaizuwinery.com/pages/history
最後に試飲ができるカウンターで有料試飲の権利をかけて本気のじゃんけん大会。
白ワインも赤ワインも、雑味の無い、香りのよい味わいでした。
1人じゃんけんに負けた犠牲者はすごい顔をしてぶどうジュースを飲んで過ごしていましたが
お陰で安全に静岡駅まで運転していただき、無事に新幹線で帰路につきました。
大人の遠足、年内はこれで終了です。
今年も、それぞれの訪問先で貴重な体験をさせていただく事ができました。
生産者さんには、忙しい仕事の合間に沢山の時間ご対応頂き、大変感謝いたしております。
ありがとうございました。

長谷川さんのマッシュルームは今のコースにも登場しております。
是非ご賞味いただきたいです。
このような経験をお客様にも楽しんでいただけるよう、日々頑張りたいと思います☆
長文読んでくださってありがとうございました。